普段、自宅や会社で使用しているお気に入りやその自分仕様で使い慣れている設定もUSBメモリに入れて持ち運ぶことが可能。Firefox Portableなら自宅や会社の設定を持ち歩ける。
拡張性の高さと使い勝手が抜群のFirefox Portable
普段、自宅や会社、それに学校などに入れてあるお気に入りも出先のパソコンには当然ない。検索エンジンなどですぐに見つけられるメジャーなサイトであれば問題ないが、案外URLが長くて覚えられず検索できなかったり、サイト名がわからない…なんていうケースも。そんなときUSBメモリにブラウザを入れて持ち歩くことが可能であれば問題は一切ない。出先のパソコンを使用した場合、キャッシュやクッキーなどのデータが残ってしまうのも気持ち悪い。Firefox PortableはHDDにインストールされているデスクトップ版の「Firefox」と全く同じ機能をもち、USBメモリに丸ごと保存できる。インターネットエクスプローラーやoperaといったfirefox以外のブラウザのお気に入りや設定を取り込む機能も備える。firefoxのブラウザになると、他のブラウザのもたつき感がたまらなくストレスになる。
Firefox Portableのインストール
- ファイルを実行
Firefox Portableからダウンロードし解凍後、実行ファイルをダブルクリック。インストーラーが起動するので「次へ」をクリック。 - USBメモリの選択
インストール先を指定する設定画面が表示されたら「参照」をクリック後、「フォルダの参照」でUSBメモリを指定。 - インストール完了
インストールが完了したら、USBメモリ内の指定したフォルダの下にFirefox Portable.exeが作成さるのでダブルクリックで実行。 - 初回起動時の設定
初回起動時には「ウィンドウの位置やサイズを保存する」「セッションストア機能」を有効にするかを選ぶ。ブラウザの速度重視であれば無効に。
USBメモリ用のセキュリティ設定
- ID・パスワード
サイトのログオン画面でユーザーIDとパスワードを入力する。「自動的にログオンする」などのチェックはしないようにする。 - 情報の記録
「このパスワードを記憶させますか?」という確認メッセージが表示されるので「記憶する」をクリック。USBメモリ内にID・パスワードが保存される。この状態でもしもUSBメモリを紛失してしまうと危険。 - 設定を開く
そこでログイン情報をまとめてひとつのパスワードで管理できる「マスターパスワード機能」を利用。まずは「ツール」メニューから「オプション」を選ぶ。 - パスワードを設定
「セキュリティ」をクリックし「マスターパスワードを使用する」にチェックを入れると設定画面が開くのでパスワードを設定する。 - パスワードの入力
さきほどログインしたサイトを開くとマスターパスワードの入力画面が表示される。ここで正しいマスターパスワードを入力しない限り、保存していおいたログイン増俸が自動で入力されることはない。
念のため履歴のデータは削除
ブラウザのキャッシュや履歴などは、面倒でも使い終わるたびにその都度削除しておいたほうがいい。メイン画面の「ツール」→「個人情報の消去」をクリックしてデータを削除。
ファイル自動的に暗号化するUSBメモリなら万が一の紛失時にも安心。
usb-guide.net s84
「USBメモリに入れる高機能ウェブブラウザ(Firefox Portable)」への3件のフィードバック