書き込み禁止と不可視化を行ってガードしておく

Autorun.infやアイコンファイルなどは、一度設定してしまえば書き換えや削除の必要はない。こうしたファイル誤操作してしまわないように「読みとり専用」や「隠しファイル」に属性を変更しておく。
特にAutorun.infの場合、ウィルスが勝手に書き換えようとした際には警告ダイアログで感染に気づく場合もある。100%の効果を保証するものではないが、やっておいて損はない。

ファイル属性の変更手順

  1. 属性を変更したいファイルを右クリックして「プロパティ」を表示し下部の「属性」欄で適用したい属性にチェックする。
  2. フィルダ(なんでもいい)の「ツール」メニューから「フォルダオプション」を表示し、「表示」タブの「詳細設定」欄で、「ファイルとフォルダの表示」のラジオボタンを切り替えることで表示方法を変更できる。

自分でわかりやすい文字を割り当てる

USBメモリのボリュームラベルは、マイコンピューター上でアイコンを選択後、F2キーを押すと簡単に変更できる。今回紹介するのは、「C:」「D:」などといったドライブに割り当てられているドライブネーム(ドライブレターともいう)を変更する方法。
USBメモリの「U:」などにするとアイコンを変更しなくてもわかりやすくなる。たとえば「Z:」などにしておけばマイコンピュータで表示されるドライブやアイコンの一番最後に表示される。これならとてもわかりやすい。
ただ、この方法でドライブネームが固定されるのは、設定したパソコンとUSBメモリの組み合わせに限られてしまう。他の組み合わせでは開いている中で一番若い文字がドライブネームとして割り当てられてしまう。この方法はカードリーダーのドライブなどにも応用可能。SDカードであれば「S:」といった表示にするのもわかりやすい。

ドライブネーム変更手順(XPの場合)

  1. 「コントロールパネル」を開き「パフォーマンスとメンテナンス」→「管理ツール」を開く
  2. 「管理ツール」を開いたら一覧から「コンピューターの管理」を開く
  3. 「コンピュータの管理」が開いたら左ペインのtりーから「ディスク管理」を選択。
  4. 右上のドライブ一覧に表示されているUSBメモリを右クリックし「ドライブ文字とパスの変更」を選択
  5. 「ドライブ文字とパスの変更」が開いたら「変更」ボタンをクリック。
  6. 右上のプルダウンメニューからUSBメモリに割り当てたいドライブネーム文字を選択し「OK」をクリック
  7. 「マイコンピューター」などで確認するとドライブネームが割り当てた文字に変更されている。

マイコンピューターに表示されるUSBメモリのドライブアイコンはウィンドウズ標準の「リムーバブルディスク」のアイコンか出荷時点でメーカーが用意しているアイコンとなる。パソコンにカードリーダー等が装備されているとそのリムーバブルディスクの数がカードリーダー等のポート分表示されてしまう。

自分で用意したスタイリッシュなアイコンに変更する場合は、フリーソフトなどを使うのもいいが、ネット上にたくさんのフリー画像があるのでそれをダウンロードして使うといい。
ネットで見つける場合には「usb アイコン」などでたくさん見つかる

アイコン変更の手順

  1. icoファイルを用意USBメモリ上の任意のフォルダにアイコンファイルをコピーする。フォルダは任意の名前でよい。
  2. Autorun.infを開くUSBメモリのルートフォルダのAutorun.infを開く。無い場合はテキスト形式で作成しファイル名をAutorun.infに変更
  3. 要事項を記入Autorun.infがメモ帳で開かれるので「AutoRun」というタグの下に[ICON=¥保存したフォルダ名¥アイコンファイル名.icoという書式で記述を追加。ルートに保存した場合はフォルダ名を省略して「ICON=アイコンファイル名.ico」となる。
  4. 再接続して確認Autorun.infを上書き保存したらUSBメモリを挿しなおして確認。アイコンでドライブが表示される。
  5. EXEファイルでもOKアイコンファイルの変わりに実行ファイルを指定することもできる。

自動再生の設定を変更

USBメモリをUSBポートに接続すると同時に、ウィンドウズが自動認識してどの方法で実行するかを選択する画面になる。ここで実行方法を選ぶことで、USBメモリ内の動画を再生したり、画像ファイルをスライドショーで閲覧する、印刷するなどを選択できる。しかし、USBメモリを使うときには、フォルダを開いてファイルを表示する、以外は選択するケースはない。それなのに毎回現れるダイアログで同様の選択をするのは煩わしい。USBメモリを接続しても選択画面を表示せずに自動でフォルダを開く設定に変更しよう!
特に専用ソフトなどをインストールすることなく設定が可能。

Windows XPの場合
マイコンピュータを開くと「リムーバブル記憶領域があるデバイス」という項目が現れるので、USBメモリのデバイスを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選ぶ。「プロパティ」の画面が現れたら、上部のタブから「自動再生」を選ぶ。ファイルの種類ごとに「何もしない」というファイルの動作設定を選ぶと、自動再生機能は無効になる。
Windows Vistaの場合
「スタートメニュー」から「コントロールパネル」を選択し、メニューから「ハードウェアとサウンド」-「自動再生」を選ぶ。「自動再生」の画面で「すべてのメディアとデバイスで自動再生機能を使う」のチェックボックスをOFFにしておけば自動再生機能は無効に。

フォルダに自動でアクセスしたくない場合には、Shiftキーを押しながらUSBメモリを接続すると自動再生で選択した動作は行われない。そのためダイアログが開くこともない。

USBメモリ上のファイル削除方法

USBメモリ内のファイルの削除は、PC上のファイルと同様にDeleteキーを使うか右クリックで「削除」してごみ箱へ移動させる。ただ、削除したファイルはごみ箱に留まらずに直接削除されるのでうっかり大切なデータを削除してしまわないように気をつけなくてはならない。データのバックアップやUSBメモリ用のごみ箱ツールをインストールしておくといい。

USBメモリをフォーマット

USBメモリのフォーマットを行うとデータが、保存してある前のクリーンな状態に戻すことが可能。動画や、重いファイル、大量のファイルがある場合は、ひとつひとつ削除するよりも効率がいい。また、USBメモリのクラスターに異常があるような場合、フォーマットによって解消されるメリットもある。
フォーマット(初期化)の手順
マイコンピュータ→リムーバルデイスク右クリック→フォーマット

USBメモリを安全に取り外すためのツール

USBポートから抜くときが肝心で説明したようにUSBメモリのデータを壊さないためにもポートから抜くときが重要だ。そこでウィンドウズ標準の機能を使った外し方を紹介しているがこのスタンダードな方法がPC環境によっては簡単でない場合もある。USBメモリを活用する以上、脱着の回数はかなりの回数になる。こうしたUSBメモリを外す一連の作業を自動的に行えるソフトがある。UnplugDrive Portableは、USBメモリ上で実行ファイルをダブルクリックするだけで、簡単にUSBメモリを取り外し可能な状態にできる。インストールも手間がかからずフォルダごとUSBメモリにコピーするだけである。会社、学校、自宅とUSBメモリを持ち運ぶ機会が多い人は是非入れておきたいソフトだ。

データ破損の危険性が高まる瞬間

USBメモリに保存されているデータが、壊れてしまう原因として、最も多いのが、書き込み中の取り外し。全ての作業を終えて保存し、油断してUSBメモリをUSBポートから抜いてしまうと、データが壊れてしまう可能性が非常に高くなる。あわてている時などは、特に注意したい。ウィンドウズには「遅延書き込み」という機能が装備されており、データを保存する際に一度PCのメモリ上にデータを保存し、その後、ドライブに書き込むという作業が行われる。USBメモリを抜いてしまったときに、まだそうした書き込みの途中だったとしたらデータが壊れてしまう。ということになる。

安全な取り外し型

  1. タスクトレイの画像を右クリック
  2. 「ハードウェアの安全な取り外し(S)」をクリック
  3. 「USB 大容量記憶装置デバイス」をクリック
  4. 「停止」をクリック
  5. 「汎用ボリューム 」をクリック
  6. 「OK」をクリック
  7. 「閉じる」をクリック

使用目的にあったUSBメモリを選ぼう!

USBメモリを購入する際には、価格や容量にばかり意識が向いてしまうが、ほかにも注意する点はたくさんある。たとえば、激安のUSBメモリであってもいつまでたっても保存できなかったり、途中でエラーが起きてしまうような製品では困りもの。耐久性や携帯性なども考えるのであれば、材質やデザインにも注目したい。いざ使い始めてみたら、不満ばかりで「USBメモリなんて役に立たない」というのでは困る。自分の使い勝手に合わせて選びたい。

もっているUSBメモリをチェック

すでにUSBメモリを活用している人であれば購入したUSBメモリの性能チェックをしてみるといい。購入したばかりのUSBメモリであれば、フリーソフトのCheck Flashを活用して初期不良対策診断を行ってみるといい。あまりにエラーが多発するのでえあればお店で交換してもらおう。
速度を計測するであれば、CrystalDiskMarkで行うことができる。双方ともフリーソフトなので気軽にDLLして診断を行える。海外のソフトなので日本語化を行うと使いやすい。

購入前に確認したい5つのポイント

SPEED【速度】

どんな活用の仕方をするにしても必ず行うのがデータの読み書き。転送速度の遅い製品だとストレスがたまってしまう。予算の許す限り高速な製品がおすすめ。読み込み20MB/s以上。書き込み10MB/s以上というのがひとつの目安。こういった速度を明記していないUSBメモリについては、遅い確率があるので避けたい。Ready Boost対応品というのは最低速度は保証されているので安心して購入していい。

VOLUM【容量】

大容量であるほど高価になるが、大容量であればメモリチップへのセルの書き込みも分散されるので書き換え数回数による寿命を延ばす効果もある。またいざというときに容量不足になってしまうのはいただけない。容量は多いに越したことはない。予算との兼ね合いになる。

COST【価格】

値段に目がいってしまうのは、やはり誰でも同じだが、「安物買いの銭失い」にならないように注意したい。値段そのものよりも、性能や信頼性、素材、デザインなどの全てを加味した上でコストパフォーマンスを吟味したい。最近は低価格化がすすんでおり、高機能のメモリでも割安で手に入るようになった。

DESIGN【デザイン】

性能を重視する人にはデザインは無関係という人も少なくないが、やはりデザインも多方面からしっかり考案されているものが多くなり便利に活用できる。キャップを紛失しないようデザインだったり、ストラップが取り付けできるデザインだったりアクセスランプを装備していたりと様々な工夫がある。キャラクターをデザインにしたUSBメモリなどもある。

ADDED VALUE【付加価値】

USBメモリ本体だけでなく、専用ストラップ、USB延長ケーブル、セキュリティーソフトなどが含まれるタイプのUSBメモリがある。指紋認証やデータの暗号化など、特にセキュリティを搭載した製品は人気の物が多い。


USBメモリを用途別、容量別、価格別、メーカー別などに検索、またスペックを比較できるサイトもあるので活用したい。
USBメモリ検索、比較

扱いやすさが利点

持ち歩くといった視点で見るとリムーバブルディスクはUSBメモリだけではない。SDメモリカード、外付けSSD、ポータブルHDDなどたくさんの種類がある。それぞれに一長一短あるのは事実である。その中でも取り扱いのよさ、コストパフォーマンス、携帯性などあらゆる面を総合的に見てもUSBメモリが群を抜いている。予算に余裕があればシリコンディスク(SSD)もUSBメモリには負けていない。それまで主流だったCD/DVD-RWも選択肢に入るが傷に弱く携帯での利用を考えるといまひとつになってしまう。書き込み可能なドライブやパケットライトに対応した環境が必要になるのでここでは選択肢に入れないことにしよう。

各種リムーバブルメディアの特徴と評価

ポータブルHDD 各種メモリーカード シリコンディスク(SSD)
USBメモリ
本体
特徴
数百GBの大容量が特徴。読み書きの速度もフラッシュメモリを使った他のメディアと比較すると格段に早い。大きさは、文庫本サイズ程度だが重い。USB給電タイプで電力不足になるケースも。衝撃にはかなり弱く取り扱いも注意が必要。 カード型のフラッシュメモリ。デジカメなどのデータ保存に使われるケースが多い。最近は、ノートPCにこのカードリーダーが標準装備されるようになり便利に使うことが出来る。以前はUSBメモリより安価だったが現在は逆転している。 磁気ディスクに記録するHDDと異なりUSBメモリなどと同じくフラッシュメモリーにデータを保存する。USB接続の外付けタイプはポータブルHDDと同様の使い勝手で衝撃には強いが高価。 重量やサイズはメモリーカードには及ばないが、紛失の心配がない。多少雑に扱っても簡単には壊れない。コンパクトで携帯性に優れる。最近は、付加価値をつけたセキュリティを搭載した商品が人気。
携帯性
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耐久性
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記憶容量
転送速度
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価格
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総合評価
用途次第
別途カードリーダー
価格と速度による
万能